成人の約8割が歯周病予備軍です
「歯ぐきから血が出る」「口臭がきつくなった」「歯がグラついている」などの症状がある方は、「歯周病」の可能性があります。歯周病は歯周病菌と呼ばれる細菌によって引き起こされる炎症性の病気です。歯周病が重度化すると顎の骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまうケースもあります。
お口の異変に気づいたらJR川崎駅から徒歩1分の「山縣(やまがた)歯科医院」までご相談ください。
実は虫歯よりも歯を失う確率が高いのです
日本人が歯を失う原因の第1位が虫歯ではなく、「歯周病」であることをご存じですか? 平成17年に財団法人8020推進財団が発表した「永久歯の抜歯原因調査報告書」によると、歯を失う原因の実に41.8%を歯周病は占めており、虫歯よりも多いという結果が出ています。
また、平成23年に厚生労働省が行った「歯科疾患実態調査」によると20歳以上の国民のうちの8割が歯周病もしくは歯周病予備軍であることが確認されています。歯周病は最終的に歯を失う可能性が高いだけに、お口に異常を感じた際はすぐに歯科医院での診療を受けるようにしましょう。
生活習慣から見直しましょう~歯周病チェック~
歯周病は、お口のケアだけの問題ではなく、喫煙、ストレス、不規則な生活習慣も関係しています。以下のチェックリストに該当する方は歯周病のリスクが高いので注意が必要です。
最近よく聞く「プラークコントロール」が重要です
歯周病はプラークに生息する病原菌によって引き起こされる感染症です。そのため、歯周病を予防するためには、まずはプラークをきれいに取り除くことが先決です。ブラッシングによるセルフケアや歯科医院のプロケアによってプラークを取り除くことを「プラークコントロール」と言います。
プラークコントロールはご自身のケアだけで完璧に行うことは難しいので、歯科医院に定期的に診察してもらうことが大切です。セルフケアとプロケアを両立することによって歯周病のリスクを未然に回避しましょう。
セルフケアとプロフェッショナルケア
口腔疾患の2大要因は虫歯と歯周病予防です。当医院では、なるべく歯の延命のため、歯や歯肉の予防プログラムを実施しております。継続的に行うことにより、かなりの予防が期待されます。当院では、レーザーを虫歯と歯周病予防にフル活用しています。
歯の延命・虫歯と歯周病の予防にはセルフケアとプロフェッショナルケアがとても大切です。
当院では1人1人の患者様に合ったメンテナンスプログラムを実施しております。
セルフケア
ご家庭での患者様ご自身によるケアが何より大事です。一人ひとり患者様に合ったブラッシング指導を行いますので、一緒に工夫して頑張っていきましょう。
プロフェッショナルケア
私たち専門医が診査・診断・咬み合わせのチェックを行いながら、患者様の疾患を進行させない遅延させる治療(セラピー)を定期的に行っていきます。
治療方法
軽度歯周病 | ||
---|---|---|
|
||
歯ぐきに炎症が起こった状態です。歯周ポケットが深くなり、ブラッシング時に出血する場合があります。 | ||
|
||
ブラッシング指導
歯科医院で患者さん一人ひとりにあった磨き方を指導します。適切なブラッシング方法を学びましょう。 |
スケーリング
専用器具を使い、ブラッシングでは落とせないプラークや歯石を取り除きます。 |
|
中度歯周病 | ||
|
||
顎の骨が少し溶け出します。ブラッシング時の出血や口臭といった症状が現れ、指で触ると歯がグラつくように感じます。 | ||
|
||
ルートプレーニングスケーリングでも落としきれないプラークや歯石を専用器具で除去します。その後、歯の表面をなめらかに仕上げ、汚れの再付着を防ぎます。 |
歯周ポケット掻爬(そうは)術歯ぐきを切開して歯周ポケット内部の歯石やプラークを取り除く外科治療です。歯周病ポケットの深くに入りこんだ汚れも取り除くことができます。 |
|
重度歯周病 | ||
|
||
顎の骨が半分以上溶け、歯根が露出した状態です。歯が大きくグラつき、最終的には抜け落ちてしまいます。 | ||
|
||
歯周組織再生療法 |
料金
お問い合わせください