精密根管治療と歯根端切除術

みなさんこんにちは。

7月にも入り、

全国的に梅雨入りし夏本番前の

じめっとした気候が続いてます。

気温が定まらなく、

夜は冷え込んだりもしてます、

体調管理充分に気をつけましょう!

 

今日のブログの内容は当院で今

最も力を入れている精密根管治療と

歯根端切除術についてお伝え致します!

 

精密根管治療は、

虫歯が悪化し歯の神経が入ってる管に

細菌感染が起こってしまった場合や、

歯冠の破折が起こってしまった場合、

神経を取り除く処置、抜髄処置が

行われます。

一度根管内に細菌が侵入し感染した場合

全て細菌を取り除くことは不可能です。

精密根管治療処置をし根管内を

洗浄する事により細菌の減少化は図れます。

抜髄処置では、硬組織(歯槽骨)などは

まだ吸収されていない為、

発見が早いほど周りの硬組織の吸収を

防げる為、定期的に検診等で

レントゲン撮影や深い虫歯などは

CT撮影等を行うと一早い発見が出来ます!

 

また、既に根管治療をし最終補綴物を

被せた歯でも痛みが出る場合があります。

根管内に細菌が侵入する経路は上記と

類似してますが、最終補綴物も歯に

適合がよく精密に型取りされた被覆冠や

土台を入れなければ細菌感染ルートは

一緒となります。

1度根管治療処置された歯を

再治療する処置を感染根管治療といい、

抜髄処置と相違してる部分は、

硬組織(歯槽骨)まで病変が及んでる

可能性があるという事です。

硬組織まで細菌が広がってしまってる場合、

根尖性歯周炎という病気を引き起こし、

歯痛、咬合痛、自発痛が伴い歯肉の腫れが

見られ骨が慢性的に吸収されてしまいます。

治療せずそのままにしておくと、病巣が

大きく拡大し、最終的に動揺や抜歯に

至る事もあるので早急な対応が必要になります!

比較的、抜髄処置より感染根管治療は

無菌的状態を作り出す必要性がある為、

難易度が抜髄処置より上がります。

精密根管治療をする際は、必ず無菌環境を

作り出し顕微鏡下の処置をお勧め致します。

 

また時間をかけて

精密根管治療をした場合でも、

100%治療が成功するわけではありません。

複雑な根管形状や形態、病巣の大きさにより

外科的処置、歯根端切除を要する場合があります。

顕微鏡下の処置でも、見えない枝分かれの根管が

ある場合はその中に取り除けない細菌が

潜んでいるかもしれません。

そこで最終手段としてこのような歯根端切除術を

行い根っこの先を切り取り、病巣自体も

取り除く外科的歯内療法もあります。

歯を最終的に抜歯せず保存する方法です。

 

 

歯が痛くて根管治療にお困りの方、

無菌状態環境をしっかり行ってる、

また顕微鏡下処置を行ってる病院、医院に

訪問ししっかりカウンセリングから

スタートしましょう!

山縣歯科医院では根管治療に熱心な先生が

います!是非ご相談お待ちしてます!

 

DH 加藤

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