歯ぐきにニキビかな?顕微鏡が役立ちます‼️

歯ぐきにポッチとニキビ?口内炎?いいえ!これは、サイナストラクト(膿の通路)です。主な原因は歯の中の神経が腐ったり、神経があった空洞が虫歯などで穴が開いたりして感染した事が原因で歯の中の膿が逃げ場が無くて骨を溶かして歯ぐきにポッチと出てきた自然治癒しない病気です。

治療方法は原因細菌の除去と細菌が入って来る入口を封鎖する事です。再発防止には歯の中の神経が入っていた空洞をしっかり埋める事です。
 
根の治療の大前提【基本的ポイント】
 
①治療中に唾(細菌)が入ったら治りません。ラバーダムシートで唾を排除いている事。
②原因細菌の巣を見つけ除去をしっかりする事。再治療の場合、顕微鏡を使わないとほぼ無理です。
③上記の環境で清潔になった神経の空洞を埋める薬の種類が神経の空洞の形と合っている事。(何種類かの埋める方法が出来る事)
④治療中、歯の中の様子を動画で記録している事。録画した治療を客観的に患者さんに説明出来る事。
 
残念ながら、日本の根の治療水準は世界からみて極めて低いです。何故ならば基本的な①大前提が守られていないからです。成功率が大幅に違う事が論文で報告されています。
さらに顕微鏡を所有している歯科は5%程度です。実際、顕微鏡を治療に使用している歯科はさらに少ないです。
 
当院の1日の治療内容の25%程度が根の治療です。その後、被せ物などこの基礎治療上にするのですから…想像すると心配になりますね。山縣歯科では、ほぼ全ての根の治療を顕微鏡を使用してしっかりやってますからご安心下さい!
 
 
 
 
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